付帯部は外壁と一緒に塗装すべき!塗装が必要な理由と失敗を防ぐポイント
投稿日:2023年4月30日 更新日:2023年4月30日
目次
外壁塗装には付帯部という項目があります。
もしかするとすでに見積もりで付帯部の存在を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「外壁や屋根ならわかるけど、付帯部とはどこのこと?」
このような疑問が浮かびませんか?
付帯部は一つの部材を指すのではなく、そこにはたくさんの部材が含まれています。
これからも長く建物を維持していくためには、付帯部の塗装も重要なポイントとなってきますので、これから塗装工事をお考えの方は、付帯部尾のこともぜひ知っておいてください。
本日は付帯部とはなにか、塗装が必要な理由と付帯部に含まれる部材、付帯部塗装に失敗しないためのポイントをご紹介します!
【付帯部とは?】
建物は外壁や屋根だけで構成されているのではなく、たくさんの部材が集まって建てられています。
付帯部という響きだと、なんだかおまけのような印象を受けてしまいますが、当然そんなことはなく、付帯部も建物に重要な役割を担っています。
付帯部に含まれる部材の詳しいことは後述しますが、付帯部には破風板や軒天井、玄関、雨樋などがあります。
外壁塗装の相場は51~120万円ほどで決して安いものではありませんから、塗装箇所を減らして工事代を安くしたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、工事代を安くするために付帯部を省いてしまうのはおすすめしません。
それでは、なぜ付帯部も塗装が必要なのか、次の項で詳しくご説明いたします。
外壁塗装の相場についてはこちらの「外壁塗装の相場価格」をご覧ください。
【付帯部塗装が必要な理由】
付帯部も塗装が必要なのはどうしてでしょうか?
付帯部を省くことができれば塗装箇所が減りますので、工事代は安くなるはずです。
しかし、付帯部塗装を省いてしまうと以下の弊害が起きてしまいます。
【付帯部塗装を省く弊害】
・別々に工事をすると余計に費用がかかる
・傷や汚れが目立ち、外壁をきれいにするメリットが少なくなる
・工事をする前の手間を何度もしなければならない
【別々に工事をすると余計に費用がかかる】
「工事範囲が狭くなれば工事代は安くなる」上記ではこう言いましたが、付帯部を省き、別々に工事するとトータル的に工事代が高くなってしまうです。
なぜ工事代が高くなってしまうのかというと足場が重複するからです。足場代は15~25万円ほどでして、設置ごとに費用がかかります。別々に工事すると少なくとも2回以上足場を設置することになります。
外壁と付帯部を一緒に塗装すれば、足場は1回設置するだけで済みますので、別々に工事をして、何度も足場を設置するよりはまとめて工事をした方がトータルでは工事代が安いのです。
足場代の節約については「屋根と外壁はセットがお得」で詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。
【傷や汚れが目立ち、外壁をきれいにするメリットが少ない】
外壁塗装は建物を保護する役割だけでなく、美観性の向上もあります。付帯部を残すということは、外壁だけきれいになるだけで、他は色あせていたり、汚れていたりしたままです。
色の違いは、思っているよりも悪目立ちして美観性の向上につながりません。せっかく外壁塗装をするのですから、建物全体がきれいになる方がメリットが大きいのです。
【工事をするための手間を何度もしなければならない】
付帯部を別に工事してしまう弊害は他にもあります。それは塗装故事をするための手間を何度もしなければならないことです。
塗装工事をするためには、業者に問い合わせたり、見積もりをもらったりする必要があり、工事が始まったら始まったで数日間足場に囲われた状態が続きます。工事中は普段の生活とは違ってリズムが変わり、疲れを溜めやすいです。
付帯部だけなら外壁と一緒に行っても日数は変わりませんから、まとめて塗装してしまった方が負担が少ないです。
【塗装しなかった付帯部はそのまま劣化が進む】
付帯部も外壁と同じように風雨にさらされて経年劣化してきます。外壁だけ塗装することになると付帯部だけは劣化が進んでいきますので、今後のメンテナンスのタイミングが合わせにくくなります。
一緒に塗装すれば劣化も同じように進んでいくため、劣化の進行に大きなズレはでにくいでしょう。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【付帯部に含まれる部材】
付帯部は一つの部材を指すのではなく、複数の部材が含まれています。
付帯部は以下の部材があります。
・破風板、鼻隠し
・雨樋
・幕板(帯板、モール)
・軒天井
・霧除け(庇)
・雨戸・戸袋
・シャッター
・笠木
・エアコンダクトカバー
・フェンス
・玄関
・門扉
など
付帯部は建物によって取り付けられている部材が違います。塗装工事をする時は、どこを塗装するのかご自身でも把握することが大事です!
【付帯部塗装に失敗しないために押さえておきたいポイント】
上記で挙げたように付帯部は建物によって取り付けられているもの、取り付けられていないものが違います。
注意しなければいけないポイントもありますので、以下でご紹介するポイントをぜひ押さえておいてください。
【塗装する場所を把握する】
付帯部は上記でお伝えしたように、たくさんの部材があります。見積もりに「付帯部一式」とまとめられてしまうと、どの部材を塗装するのかわかりませんので、見積もりには必ず部材ごとに記載してもらうことをおすすめします。
塗装する箇所を把握していないと、「塗装すると思っていた箇所が塗装されていない」といったトラブルを被ってしまうかもしれません。
業者の中には見積もりの内訳を曖昧にし儲けようとする悪徳業者もいます。外壁塗装は何度もやり直せる工事ではありませんから、悪徳業者に騙されないように慎重に信頼のできる業者をお選びください。
見積もりについてはこちらの「見落としは大変なことに!外壁塗装の見積もりは細かくチェック!」をご覧ください。
【付帯部もどんな塗料を使用するか意識する】
付帯部もどんな塗料を使用するのか意識しておきたいところ。付帯部は必ずしも外壁塗装と同じにしなければいけないわけではありません。
劣化が現れやすい外壁は塗料のグレードを上げて、劣化の小さい付帯部は塗料のグレードを落とせばコストを抑えることができます。
また、軒天井のように湿気がこもりやすい場所は、湿気対策になる透湿性を持つ塗料にするなど、部材に合わせて塗料を使い分けるのもおすすめです。ただし、いくつも塗料を使い分けてしまうと、コストが上がってしまうため注意しましょう。
【まとめ】
ここまで付帯部塗装についてお伝えしてきました。
付帯部も外壁と同じく定期的に塗装が必要です。
付帯部塗装が必要な理由は「経年劣化を防ぐこと」「美観性を維持すること」「塗装コストを抑えること」です。
付帯部に入る部材も建物には欠かせない役割を担っていますので、これからも長く正常な状態を維持できるように忘れずに付帯部も塗装してください。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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