外壁と一緒に塗装しておきたい門塀とは?
投稿日:2024年8月26日 更新日:2024年8月26日
目次
建物がどんなにきれいでも門まわりが汚れていては見栄えが悪くなってしまいますよね?
玄関前や門まわりに設けられている塀のことを建築用語で「門塀」と呼びます。
道路に接しているところなので、人の目にも入りやすいでしょう。
外壁塗装をする際は、ぜひ門塀もご一緒に塗装していただくことをおすすめします。
本日は門塀の塗装について解説いたします!
門塀とは?
門塀は玄関前や門まわりの塀のことです。
ポストやインターホンを設置するためにある独立した塀もあれば、敷地をぐるっと囲う塀など形は様々あります。
ここは人の目につきやすいところですから、いくら塗装で建物がきれいになっても門塀が汚れていては、景観が悪くなってしまいます。
せっかく外壁塗装をするのですから、全体がきれいになるように門塀の塗装もご一緒にご検討ください。
付帯部塗装についてはこちらの「付帯部は外壁と一緒に塗装すべき!塗装が必要な理由と失敗を防ぐポイント」をご覧ください。
門塀を塗装しないとどうなる?
門塀の仕上げ方については後述しますが、塗装やジョリパットなどいろいろ種類があります。
特徴や風合いも様々ですが、どれも共通して言えるのが、定期的にメンテナンスが必要ということです。
門塀も風雨や車の排気ガス、太陽の紫外線などに触れて経年劣化していきます。
とくに門塀の下は水が溜まるため、劣化の進行が早く、コケやカビも生えやすいです。
劣化したまま放っておくと塗装が剥がれてしまうだけでなく、塀自体が脆くなる可能性がありますのでご注意ください。
また、昔の門塀は現在の建築基準法に則していない可能性があります。
地震で塀が倒壊する事故も発生しております。
もし、現基準に則っていない塀であるなら補強工事もご一緒にご検討ください。
W-Winは建物診断や見積もりを無料で実施しております。
お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
門塀の塗装が必要なサイン
劣化症状はメンテナンスを考えていただく大事なサインです。
こちらでは年数の経過で見られる劣化症状をご紹介いたします。
塗装の色褪せや水シミ跡
塗装やジョリパットでも経年劣化すると色褪せが起こり、水も染み込みやすくなります。
雨が降って水が染みた跡が消えるのに時間がかかる場合は、塗装などが劣化しているサインです。
塗装で仕上げられていれば塀を触ってみてください。
もし、手に粉状のものが付けば、チョーキング現象が起きている証拠ですので、そろそろ塗装する時期にきています。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
汚れの付着とコケやカビの発生
門塀が汚れてきたり、コケやカビが生えてきたりすれば劣化しているサインです。
とくに門塀の下は水が溜まり、泥はねもありますので、汚れやコケ、カビがつきやすいです。
状況が悪いところは他のところよりも劣化が早く進行しますので、この後にご説明する塗膜剥離やクラックにはご注意ください。
塗膜剥離やクラック
色褪せや汚れよりもさらに劣化が進行すると、今度は塗膜剥離やクラックにまで被害を発展させてしまいます。
門塀は風雨などの侵食だけでなく、車や地震などの衝撃も被害を大きくさせる要因の一つです。
塗膜剥離やクラックを起こしてしまうと、シーリングやモルタルなどで補修する必要が出てきます。
工事費の負担を大きくさせてしまうので、なるべく色褪せや汚れなどの劣化症状の初期段階で対処することが理想です。
門塀の仕上げ方はいろいろ
門塀の構造は共通ですが、仕上げ方は「塗装」と「ジョリパット」があります。
塗装では、吹き付け塗装やマスチックローラーなどを用い、模様をつけて仕上げているのが一般的です。
塗装仕上げで注意しなければいけないのが、劣化が進行して模様が損なわれてしまうと、再度模様を作り直さなければいけないことです。
既存模様に合わせて補修しなければなりませんので、技術力の高い業者に依頼しましょう。
ジョリパットはアイカ工業が販売するアクリル樹脂を原料とする外壁材です。
ジョリパットの特徴は、ローラー塗りやコテ塗りなど意匠性の高い様々な模様を施すことができることです。
塗装と同様にクラックや剥離があると補修が必要です。
ジョリパットの場合は、チョーキングがありませんので、他の劣化症状を見逃さないようにご注意ください。
ジョリパットについてはこちらの「ジョリパットのメンテナンス時期と外壁塗装をする際の注意点」をご覧ください。
門塀を塗装する際に気をつけないといけないトラブル
門塀の塗装は道路を通行する人やお隣の方にも関わってきます。
周辺に配慮して塗装しないとトラブルに発展する可能性がありますので、しっかりと準備することが大事です。
近隣トラブルを防ぐポイントはこちらです。
・工事前に近隣挨拶をすること
・道路を汚さないように養生すること
・隣地境界を明確にしていること
・お隣の敷地に入る必要があれば、事前に了承をもらっていること
敷地境界でトラブルになっているケースもたまに見受けられます。
そんな時も相手の方を考えずに勝手に施工するわけにはいきません。
お客様とご相談しながら進めることになりますが、マナーを守り、誠実に対応することが大切です。
まとめ
年数が経てば門塀も同じように見栄えが悪くなっています。
建物がきれいになっても門塀の見栄えを落としていれば、中途半端な外観になります。
ですから、外壁塗装を行う際は、門塀もご一緒に塗装することをおすすめします!
屋根や外壁以外のところは付帯部に含まれますが、門塀の場合は見積もりに必ず入っているとはかぎりません。
業者によって対応が異なりますので、どこを塗装するのか見積もりをよくご確認ください。
当社は事前に塗装する場所や使用する塗料など丁寧にご説明いたします。
ご質問などもわかりやすくお伝えさせていただきますので、これから塗装工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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