ジョリパットのメンテナンス時期と外壁塗装をする際の注意点
投稿日:2023年10月31日
目次
ジョリパットはアイカ工業が販売する外壁材です。
ローラ塗りやコテ塗りなど様々な施工方法に対応し、扇形やかき落としなどおしゃれな柄を施せる人気が高い外壁材の一つです。
ジョリパットのパターンは人の手で施していくものですので、似たものがあってもけっして同じものはありません。
出来上がった当初は趣があり、すてきな外観ですが、年数が経過するとだんだん摩耗や汚れが目立ってきて見栄えを悪くさせます。
このときに考えるのが塗装です。
ただし、ジョリパットの塗装は注意する点がありますので、工事を始める前にしっかりそのポイントを押さえておきましょう。
【ジョリパットのメンテナンスを考えていただくのは8〜12年目くらいから】
ジョリパットはフランス生まれの塗材です。
ジョリパットの原料はアクリル樹脂でして、塗料のような液体ではなく、漆喰やモルタルのような粘性のある素材となっています。
耐用年数が長いとされていますが、外壁の塗り替えは8〜12年目くらいから考えていただくことをおすすめします。
ジョリパットの原料は樹脂なため、帯電性があり汚れが付着します。
年数が経つと雨に流された汚れの跡が目立ってきて建物に古い印象を与えてしまいます。
水も吸い込みやすくなりますので、そのまま放っておいてしまうと今度はひび割れを起こすなど外壁に大きな傷を残してしまいますので注意しましょう!
【外壁塗装を検討していただく目安となるジョリパットの劣化症状】
こちらの症状がある場合は外壁塗装をご検討していただくサインです。
【塗り替えの目安となるジョリパットの劣化症状】
・色褪せ
・水が染み込んだ跡がある
・汚れが落ちにくくなった
・コケやカビが発生している
【色褪せ】
色褪せは外壁塗装を考えていただく一つの目安です。
ただし、ジョリパットでも色褪せが起こりにくいものもありますので、色褪せていないから大丈夫と軽く見てしまうのは注意が必要です。
10年ほど経てば摩耗が進んでいる状態であることが多いですので、色褪せていなくても念の為専門業者に点検してもらうことをおすすめします。
W-Winは無料で建物診断を行なっております。
お住まいのメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
【水が染み込んだ跡がある】
水が染み込んだ跡がある場合は、ジョリパットの撥水性が落ちてきているサインです。
水を吸い込み続ける状態が長引くと脆弱化してしまいひび割れを起こす原因にもなります。
雨が降った日や洗浄した時にいつまでも水に濡れた跡が残っている場合は、外壁塗装をご検討ください。
【汚れが落ちにくくなった】
お手入れしていてもだんだん汚れが落ちなくなってきた……
この症状もジョリパットが摩耗して塗り替えが必要なサインです。
汚れが落ちにくくなっているということは、ジョリパットの持つ防汚性が低下しているということです。
【コケやカビが発生している】
水が染み込みやすくなると、コケやカビが繁殖しやすくなります。
根を張ってしまうと洗浄しても落としきれなくなる場合があります。
カビやコケは湿気が多い場所や風通しの悪い場所、日陰になる場所などに発生しやすいです。
北側や西側はカビやコケが発生しやすい環境にありますので、繁殖が広がってしまわないように普段から状態を確認しておくことが大切です。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。
【ジョリパットを塗装するときの注意点】
ジョリパットに塗装する場合は注意すべき点があります。
誤った施工方法で塗装してしまうと、塗膜の膨れ、剥がれなどの施工不良や見栄えを落とすことに繋がります。
ジョリパットの外壁を持つお家の場合は、ジョリパットの対応に長けている業者に工事を依頼するようにしましょう。
【ジョリパットは丁寧に洗浄する必要がある】
通常、高圧洗浄は15Mpa以上の水圧をかけて建物に付着する汚れや古くなった塗膜を洗い流します。
不純物を取り除くことで塗装の密着性を高めることができます。
高圧洗浄についてはこちらの「外壁塗装や屋根塗装で行う高圧洗浄とはどんな作業?」をご覧ください。
ただし、ジョリパットの場合は、より繊細に洗浄しなければいけません。
通常通りの水圧で洗浄してしまうと外壁パターンの凹凸が削れてしまったり、多く水を吸ってしまう可能性があります。
外壁の状態は環境などで変わりますので、的確な現場判断で水圧を調整しながら洗浄する必要があります。
【透湿性の低い微弾性塗料や弾性塗料は使わない】
ジョリパットは透湿性の低い微弾性塗料や弾性塗料を使ってしまうと塗膜が膨れて施工不良を起こします。
吸水性が高い外壁材ですので、内部で水や空気が残って塗膜が膨れたり、剥がれたりしまいます。
ジョリパットの上に塗装するときは、塗料選びに注意しなければなりません。
【メーカーから専用塗料が販売されています】
アイカ工業からジョリパット専用の塗料が販売されています。
同じメーカーからジョリパット用として出されていますので、質感や風合いを損なわず元々のジョリパットとの相性も抜群です。
ジョリパットフレッシュなど改修用塗料がありますので、現在のジョリパットの上質な質感を甦らせたいとご希望している方は、アイカ工業が販売する専用塗料がおすすめです。
【メーカー以外の塗料でも塗装可能です!】
塗料はアイカ工業以外のメーカーのものも使用できます。
ジョリパット用の塗料は基本的にマットな仕上がりです。
ご希望によってはツヤが欲しいという方もいらっしゃるかと思います。
ツヤを出したい場合は、通常の塗料を使用することになりますが、前述したように弾性塗料や透湿性の低い塗料は塗膜が膨れてしまうため、材料選定には注意しなければなりません。
ジョリパットの知識がないと適切な塗料を選ぶことができませんので、工事を依頼する業者は慎重に見極めください。
塗料のご相談ならW-Winにお任せください!
気になることやご不明な点などなんでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
【ジョリパットの塗装ならW-Winにお任せください!】
ジョリパットの塗り替えは専門知識と技術力が入ります。
塗料はジョリパットを販売するアイカ工業の専用塗料もあります。
弾性塗料や透湿性の低い微弾性塗料で塗装してしまうと塗膜の膨れや剥がれを起こしますので、くれぐれも塗料選びにはご注意ください。
当社はジョリパットの塗装も対応しておりますので、塗装工事をお考えの方やジョリパットのお家にお住まいの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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