屋根カバー工法のメリット・デメリットを詳しく解説!

投稿日:2024年12月29日  更新日:2024年12月30日

屋根工事でよく比較されるのが「屋根カバー工法」と「葺き替え工事」。

 

「屋根を新しくしようと考えているけど、カバー工法はどうなんだろう?」

 

このような疑問をお持ちの方に向けて、本日は屋根カバー工法のメリット・デメリットを徹底解説いたします。

こちらでご紹介するポイントがお役に立っていただけたら大変に嬉しいです!

 

屋根カバー工法のメリット・デメリット一覧

屋根カバー工法のメリット・デメリットを詳しく解説!

メリット デメリット

① 安く屋根を新しくできる!

② 葺き替えよりも工期が短い

③ 遮音性と断熱性が向上する

④ 葺き替えと比べると騒音が軽減

⑤ 解体材の処分が少ない

① 耐震性では不利

② 下地を確認できない

③ 元々の屋根に問題があると修理が困難

④ 選べる屋根材に制限がある

⑤ 屋根が傷んでいると施工できない

⑥ 瓦屋根では施工不可

屋根カバー工法は既存屋根の上に新しい屋根を被せる工法です。

工法のポイントは「解体が少ないこと」と「葺き替えよりも工事費が安いこと」です。

 

メリット・デメリットは上記の表のとおりです。

次の項では屋根カバー工法のメリット・デメリットを詳しくご説明いたします。

 

屋根カバー工法の概要についてはこちらの「屋根カバー工法とはどんな工事?工法の特徴とメリット・デメリットを解説します!」をご覧ください。

 

屋根カバー工法の5つのメリット

屋根カバー工法のメリット・デメリットを詳しく解説!

メリット① 葺き替えよりも安く屋根を新しくできる!

葺き替えは既存屋根を解体して野地板から新しく葺き替える工法です。

屋根カバー工法と比べて手間が増え、処分費や材料費、施工費などのコストも高くなります。

コストを抑えたいと考えている方は、工事費を安く済ませることができるカバー工法が候補に挙がります。

 

メリット② 葺き替えよりも工期が短い

屋根カバー工法は棟板金や雪止めなど施工に干渉する部材のみ解体するだけです。

工程数が葺き替えよりも少なくなるため工期が短くなります。

工期は7〜10日ほどで完了します。

 

メリット③ 遮音性と断熱性が向上する

劇的に性能が高まるというわけではありませんが、屋根が二重になるため遮音性と断熱性に有利な構造になります。

断熱性が向上すると熱の伝わりが抑えられ、外気による影響が軽減されます。

 

メリット④ 葺き替えと比べると騒音が軽減

葺き替えでは屋根の解体で騒音が起こります。

野地板を増し張りするときもバタンバタンと大きな音が響くため、ご近所に迷惑がかからないように近隣挨拶などまわりに配慮していることが大切です。

 

屋根カバー工法は解体が最小限な範囲で済み、既存屋根をそのまま下地にするため、野地板の増し張りもありません。

屋根材を張る音は発生しますが、葺き替えよりも騒音が軽減します

 

メリット⑤ 解体材の処分が少ない

屋根カバー工法で解体するのは棟板金や雪止めなど施工に干渉するものだけです。

葺き替えよりも解体材が少ないため、処分費が安くなります

また、葺き替えではアスベスト含有スレートだと石綿含有廃棄物になるため、通常よりも処分費が高いです。

 

屋根カバー工法の6つのデメリット

屋根カバー工法のメリット・デメリットを詳しく解説!

デメリット① 耐震性では不利

屋根が二重になる構造は建物への負担が大きくなります。

屋根の重量が増えて重心が上がることで、地震が起きた時に揺れ幅が大きくなり、耐震性では不利な構造になります。

 

デメリット② 下地を確認できない

既存屋根はそのままなため、下地などの内部の状態を確認することはできません

下地として利用できるか強度を確認しますが、外側だけで判断するしかありませんので、実際に内部がどうなっているかは、あくまでも予測になります。

 

デメリット③ 元々の屋根に問題があると修理が困難

工事後、元々の屋根に問題が生じた時は修理が困難です。

すでに新しい屋根が元々の屋根を覆い隠してしまっているため、最悪はせっかく新しくした屋根を解体して修理することになります。

二重になった屋根を解体することになるため、解体費が通常よりも高くなる可能性があります。

 

デメリット④ 選べる屋根材に制限がある

屋根カバー工法では、できるだけ建物に負担がかからないように軽量屋根材を選んでいただくことになります。

選択できる屋根材は金属屋根やアスファルトシングルに制限されます。

 

デメリット⑤ 劣化が激しいと施工できない

屋根の劣化が激しいと雨漏りを起こすリスクを疑わなければなりません。

工事してから問題が出てしまっては大変ですから、劣化が進行している屋根は施工しないことが無難です。

屋根カバー工法で施工可能か、現地調査で細かく屋根を診断する必要があります。

 

デメリット⑥ 瓦屋根では施工不可

屋根カバー工法は瓦屋根に施工できません

屋根が重くなることもそうですが、瓦の厚みから構造的に施工が不可能です。

瓦屋根では「葺き替え」または「葺き直し」をご検討していただくことになります。

 

W-Winは瓦屋根工事も承っております。

瓦屋根工事についてはこちらの「瓦屋根・漆喰工事」をご覧ください。

 

まとめ

メリット デメリット

① 安く屋根を新しくできる!
② 葺き替えよりも工期が短い

③ 遮音性と断熱性が向上する

④ 葺き替えと比べると騒音が軽減

⑤ 解体材の処分が少ない

① 耐震性では不利

② 下地を確認できない

③ 元々の屋根に問題があると修理が困難

④ 選べる屋根材に制限がある

⑤ 屋根が傷んでいると施工できない

⑥ 瓦屋根では施工不可

いかがでしたか?

屋根カバー工法はメリット・デメリットの両方を押さえてご検討ください。

施工できない屋根も中にはありますので、必ず事前調査が必要です。

 

屋根カバー工法は葺き替えよりもコストを抑えて屋根を新しくできますが、その反面、耐震性が不利になることや内部の状態を見ることができない点が気になるところです。

 

長期的な観点では葺き替えのほうが安心です。

いずれにしても、屋根カバー工法で施工できるか診断が必要ですので、もしご興味がありましたら当社が実施している無料診断をご利用ください。

屋根の状態を細かく調査し、最適な工事プランをご提案させていただきます!

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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