屋根塗装は必要ない?塗装が必要な屋根
投稿日:2025年1月30日 更新日:2025年1月31日
「屋根が汚れてきてそろそろ塗装をしようと思っているけど、屋根は塗装しなくてもいいというのを聞いてどうすればいいか迷っている」
このようなことでお悩みではないですか?
屋根は様々な種類があり、「塗装が必要な屋根」と「塗装しなくてもい屋根」があります。塗装が必要な屋根は劣化が進むと建物の見栄えが落ちてしまうばかりか、屋根材が割れてしまうなど破損を招く可能性があります。
本記事では、塗装が必要な屋根について解説いたしますので、ぜひこれから屋根塗装をお考えの方はご参考してくださいね!
屋根塗装はしなくても大丈夫?
「屋根塗装はしなくても大丈夫?」と聞かれましたら、それは屋根の種類にもよるという答えになってしまいます。正しくは塗装しなくても大丈夫な屋根があるということで、スレートやセメント瓦、トタンなどの屋根は劣化を防ぐために塗装が必要です。
塗装が必要な屋根材は劣化してくると水や空気に触れやすくなり、美観の低下から破損、金属ならサビの発生など様々な症状が出てきます。
それでは次に塗装が必要な屋根についてご説明いたします。
塗装が必要な屋根
スレート
スレートはセメントを使用した化粧スレートが一般的です(天然石を使用した天然スレートの派生)。カラーベスト、コロニアルなどの呼び名もあります。現在では最も普及している屋根材で、リーズナブルなものからハイグレードなものまで幅広く製品があります。
保水する素材なため、水が染み込まないように塗装が施されています。年数の経過で塗装が摩耗してきます。そのままにすると美観性の低下やひび割れなどの破損を起こすため、定期的に塗装が必要です。
セメント瓦
日本瓦の形をセメントで模したのがセメント瓦です。1970年代〜1980年代に流行した屋根材で、陶器瓦よりも安く、瓦の風格を損なわない外観が特徴です。日本瓦のような耐水性はなく、水を吸ってしまうため塗装で防水されています。その塗装も年数の経過で摩耗してきますから、防水性を保つために定期的に塗装が必要です。
モニエル瓦
モニエル瓦とはセメント瓦の一種で、1970年代に流行した乾式コンクリート瓦です。セメント瓦は骨材を混ぜているため、小口がセメント瓦よりもザラっとした質感をしています。
スラリー層という着色層を持つ構造でして、こちらも経年劣化してきます。注意が必要なのは、他の屋根材と違って塗装が付きにくいということです。スラリー層は塗装が付着しにくい性質があり、塗装するときはスラリー層を除去してから下塗りで密着性を高めている必要があります。
モニエル瓦についてはこちらの「通常の屋根とは違う?モニエル瓦の塗装方法」で詳しく解説しております。
トタン(瓦棒屋根)
トタンは昔から様々な建物に使われている建材です。トタンとは亜鉛メッキ鋼板のことで、屋根では主に瓦棒屋根や庇などに用いられています。亜鉛の犠牲防食作用により錆びにくくなっていますが、それでも年数の経過で劣化してきます。
メッキが摩耗すると鋼板が露出してここから錆びてきます。錆の侵食が激しいと穴が開いてしまい雨漏りの原因になります。また、屋根の厚みも薄くなってしまうので、塗装の密着性が悪くなり、耐久性が落ちてしまいます。
鋼板屋根(折半屋根)
鋼板を折り曲げた屋根を折半屋根といいます。鋼は水や空気に触れ続けると錆びてきてしまいます。比較的に緩い勾配の屋根に採用されており、水やゴミが溜まるとサビを発生させるリスクを高めます。とくに鋼板を固定するボルトやナットのところは錆びていることが多いですので、トタンと同様に定期的に塗装が必要な屋根です。
ガルバリウム鋼板は塗装しなくても大丈夫?
錆びにくく耐久性の高さに定評があるガルバリウム鋼板は基本的に塗装不要です。ただし、トタンと同じメッキ鋼板ということに注意が必要です。ガルバリウム鋼板もメッキが剥がれればサビを発生させる鋼板が露出します。
もし、メッキが傷ついて鋼板が露出している場合はタッチアップや塗装を行いください。塗装が付着しにくい素材なので、下地処理や専用の塗料で対応する必要があります。擦り傷などの衝撃には弱いので、耐久性が高いとはいえ定期的に点検とメンテナンスを行うことが大切です。
屋根を塗装する目的
屋根を塗装する目的は主にこちらの3つです。
・屋根の美観性を保つため
・屋根材を保護するため
・機能性を付加させるため
屋根塗装は建物の見栄えを高めるために外壁塗装と一緒によく行われます。足場の有効活用になりますので、トータルコストの低減にもつながります。
足場代の節約についてはこちらの「屋根と外壁はセットがお得」をご覧ください。
また、太陽光の影響を強く受ける屋根は遮熱塗料が効果的です。遮熱塗料とは太陽光の近赤外線を効率よく反射する機能を持ち、屋根の表面温度上昇を抑制する効果があります。熱の伝わりが抑えられますので、室内環境の改善や電気代の節約などが期待できます。これから屋根塗装をお考えの方は、ぜひ遮熱塗料もご検討してみてください。
遮熱塗料についてはこちらの「遮熱塗料の効果は?メリット・デメリットとおすすめの塗料をご紹介!」をご覧ください。
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屋根塗装はすべての屋根に必要というわけではありません。
塗装が必要なのはこちらの屋根です。
・スレート
・セメント瓦
・モニエル瓦
・トタン
・鋼板屋根
塗装が劣化してくると色褪せなどの外観に変化が出てきます。10年くらいが塗装を考えていただく目安です。
W-Winでは建物診断や見積もりを無料で実施しておりますので、屋根塗装が必要か気になっていましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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