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近年ではガルバリウム鋼板の屋根材や外壁材が人気ですね！

昔から使われているトタンと比べると耐久性が高く、メンテナンス性にも優れています。

ガルバリウム鋼板は軽量なため、もし今の屋根が瓦ならガルバリウム鋼板に葺き替えることで屋根が軽くなり、耐震性を高めることができます。

「でもガルバリウム鋼板ってどんな特徴があるの？メリット・デメリットは？」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

そこでこちらでは、ガルバリウム鋼板の魅力について詳しくお伝えしていきたいと思います！

ガルバリウム鋼板はトタンと同じように鋼板をメッキで覆った金属。

トタンと大きく違うのは、非常に優れた耐久性を誇るメッキが施されているということです。

ガルバリウム鋼板のメッキ層は「アルミ＋亜鉛＋シリコン」で構成されています。

アルミの耐久性と亜鉛の犠牲暴食作用により、錆びにくい特徴があります。

※トタンは亜鉛メッキのことです。

トタンの場合は、経年劣化でメッキが摩耗し、そのまま放置すると錆びてしまうため、定期的に塗装する必要があります。

それに代わりガルバリウム鋼板の場合は、基本的に塗装する必要がありません。

しかし、巷ではガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーといった内容で喧伝されているようです。

これはガルバリウム鋼板の誤った評価なので、これから外装工事をご検討している方は注意してくださいね。

それでは、まずガルバリウム鋼板のメリットを確認していきましょう。

① 錆びにくい
従来のトタンと比べると錆びにくい金属です。改良型ガルバリウム鋼板（SGL）だとメーカー保証が25年も付いてきます。
② 軽量
ガルバリウム鋼板の重量は5kg/㎡。スレートは20kg/㎡、瓦にいたっては50kg/㎡とかなりの重量差があります。耐震性のことを考えると屋根が軽いことが望ましく、ガルバリウム鋼板はずばり期待に応える屋根材です。
③ 断熱材付きなら熱の伝わりを防げる
金属自体は熱伝導率が高く、ガルバリウム鋼板も例外ではありません。しかし、メーカーは熱を吸収しやすい性質に対してちゃんと備えており、断熱材付きなら十分な性能効果があります。さらに遮熱塗装を施した製品も登場しています。
④ メンテナンスの手間が少ない
耐久性が高く、基本的に塗装する必要がないため、定期的に塗装する必要があるスレートなどのセメント系屋根と比べると、工事回数はそう頻繁ではありません。

当然ですが、ガルバリウム鋼板も完璧な建材ではありません。
ガルバリウム鋼板をご検討する際は、メリットだけでなく、ちゃんとデメリットも踏まえて考えなければなりません。
① けっしてメンテナンスフリーではない
まず押さえておきたいのが、けっしてメンテナンスフリーではないことです。
確かに錆びにくいですが、メッキが剥がれれば鋼板が露出し、そこの部分は錆びてしまいます。
さらにガルバリウム鋼板は打痕や擦り傷に弱いですから、もし傷がついた場合は、錆びないように対処する必要があります。
② 塗装が必要な場合は施工方法が特殊になる
「傷がついたら塗装すればいい」 当然そう思われるかもしれませんが、ガルバリウム鋼板は塗膜が付着しにくい素材なため、下地処理や専用の下塗り塗料など施工方法が特殊です。
手間も増えるため、通常の塗装工事よりも費用が掛かります。
③ 業者選びを誤ると、施工不良を起こしかねない
施工方法が特殊になるということは、それに対応できる業者に工事を依頼しなければなりません。
どんな工事も業者選びが非常に重要となりますが、ガルバリウム鋼板を塗装する場合は、さらに業者をよく見極める必要があります。

さて、ここまでガルバリウム鋼板の特徴やメリット・デメリットについてお伝えしてきました。
そこで気になるのが、「けっきょくのところガルバリウム鋼板はいいの？悪いの？」ということですよね？
それでは本題に戻りますね。
ガルバリウム鋼板の魅力はなんといってもこちらにあります。
① 耐久性が高く、錆びにくいこと
② 頻繁に塗装しなくてもいい（傷がついて錆びる危険性がある時だけ対応）
③ 軽量で耐震性の向上を図れる
塗装が必要になった場合は施工が特殊になるため、コストは掛かるかもしれませんが、それを除いてもぜひご検討していただきたい建材の一つです。
もう一つ当社がおすすめしているのがジンカリウム鋼板の屋根材です。
これはガルバリウム鋼板とほぼ同じ構成の金属ですが、仕上げに自然石が施され、とても色彩豊かなデザインになっています。
天然石が緩衝材がわりになり、遮音性も高いです。
ガルバリウム鋼板と同等の耐久性を誇り、30年メンテナンスフリーである点も特筆されるべき点かもしれません。
ここまで耐久してくれると、間に塗装するコストも削減され、トータルコストでは安くなります。
屋根材はいろいろな種類がありますので、なにかご興味を惹く屋根材がありましたらお気軽にご相談ください。

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